あきる野市にあるラグジュアリーヴィラ「風姿」 宿泊記の続きです。

前回


今日は、夕食について。

以前も書きましたが、このお宿がとても好みという理由の一つは、お食事がとても美味しかったことです。

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夕食は、18時にお願いしていました。
1日1組だけのゲストですから、どの時間帯でも、こちらの都合に合わせてくださいます。




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ライトアップされたダイニングルーム。ロマンティックです。




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ハイチェアもご用意くださっていました。
「椅子の配置はこのようにしましたが、お子様を中央にいたしましょうか」とか、「お子様のお食事は先にお出ししますか」などなど、こちらから何かを依頼する前に、いろいろご提案してくださるので、お願い事がしやすかったです。

ついでに書いてしまうと、スタッフの方の距離感が素晴らしかったです、、!
というのも、夫は日本の食文化や食材に私以上に興味を持っているので、いろいろ質問してきます。この日だから、ということではなくて、ホント、毎日よく質問される。笑
でも、常にそういった疑問を持って、答えを聞いて、納得して、紙メモ脳メモする人だから、夫は知識豊富なんだよなぁ~と尊敬している部分なのですが(私はといえば、疑問はそのままスルー、、、)、美味しいものをいただいて「うう、美味しいなぁ~♡」と余韻に浸っているときに、横で「これはなんで?どうして?」と聞かれると、面倒なんです即座に答えられなくて。

そんなときに「そのお悩み解決!」と言わんばかりに、近くにそっといてくださって、でもそれがまたさりげなく、なんです。 いや、もしそれで、ずっとその場にいられたら、逆にプレッシャーに感じてしまいますよね。私も超苦手なのですが。 でも、担当してくださったスタッフの方々は、空気のようにいてくださるので、お願い事をしたり、こちらが聞きたいことがあったときには手を貸してくださって、でも、2人だけ(いや+娘で三人)のお喋りタイムの時は、邪魔をせずにそっとしておいてくださって、そのバランスが絶妙でした。

あと、私は、旅館に対してちょっと苦手意識があって、それは、慣れていないせいもあるかもしれませんが、かしこまられる?えっと、とても丁寧に、丁寧すぎるくらいに接客をされますから、こちらもかしこまらなくてはいけないのかなぁと思ってしまって、緊張しちゃうんです。 お辞儀されると、私も90度になってお辞儀し返さなくてはいけないかなとか、海外組なので、普段敬語を使う機会はほとんどありませんから、今の敬語は正しかったかな大丈夫かなとか、色々気にしてしまうことがありました。

でもここでは、もちろん丁寧さはありつつも、でも、すごく気さくに、お話をさせていただくことができて、そう!お話ししやすかった✨
きっと私がそういう感じの接客が好きなんだと察してくださったと思うんですよね。これは、もしゲストがたくさんいらっしゃったら、それぞれに合わせて対応される、というのをいちいち変えるのはなかなか難しいと思います。もちろんプロの方々ならば、個々のゲストに合わせて接客を瞬時に切り替えてくださるのかもしれないけれど、でも、滞在中はずっと、親近感がわくような気さくな接し方を維持してくださっていて、これは1日1組のお宿ならではだなぁと思いました。

何よりも、かしこまることなく、気取ることなく、普段、3人でお食事をしているときのように自然な形で、でも飛び切りステキな空間で、タイミングピッタリに、サーブしていただきながら、作りたての美味しいお食事をすることができて、それがとても嬉しかったのでした。

と、最初から締めに入ってしまった感ありますが、夕食に続きます。




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日中はこんな感じです。




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リビングや寝室同様、ダイニングルームも全面開口できます。




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景色を切り取るピクチャーウィンドゥ。窓の外の風景だけでなくて、川の流れや木々の揺らぎまで感じることができて、何とも美しいです。




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奥には、専用厨房があり、この日は、総料理長が私たちのためだけに、作ってくださいます。




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ロングテーブルは、8名くらいはいけそうと思ったのですが、6名様まで可能とのことでした。




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主役は目の前の景色。
家具もインテリアも上質でありながらも、控え目な色合いで統一されて、主役を一層引き立てているようでした。




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さて、ディナーです。
まずは、地元秋川の地酒「喜正」の仕込み水をいただきます。とても柔らかい!




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シャンパンをお願いしました。
最初に一口お水をいただいたからか、泡がより一層美味しく感じる。笑




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はじめに、朴葉焼きをいただきます。




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そういえば、まず初めの一品が、この朴葉焼きだったのですよね。
寒い季節だから、まずは身体を温めてからスタートを…というおもてなしなのかな?なんて思ったのですが、お味噌大好きな夫。飛び跳ねて喜ぶ😊




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娘は、大好きな納豆巻と海老を。
最近の日本料理店での外食は、この2つが定番です。
直近では、海老が一番好きで、とにかく「シャーズ、シャーズ」(Xiazi 蝦のこと)言ってます。海老の美味しさを知ってしまったのね😆 私も夫もエビラーだから、これは仕方ない。
小さい頃は、与えすぎない方がいいという話を聞いて、外食時だけに留めていますが、美味しいですもんね、海老。

 


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そして、まさかのアンパンマンのカトラリーに、コップまで。

お部屋の歯ブラシが、アンパンマンだった時に、めちゃくちゃ喜んでいたので、それを知って、もしかしたら買いに行ってくださったのかな、、 もちろん娘は大喜びです。




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前菜盛り合わせ。

このヴィラの系列の日本料理店「黒茶屋」の台湾支店「燈燈庵」でもこういった季節を感じる演出が毎回必ずあるのですが、「その元祖だー✨」と、夫とふたりで言い合う。




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テーブルが、一気に華やかになります。




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自分たちのためだけに作っていただけるので、どの献立も出来立て、作り立て、炊きたてがサーブされます。

前菜盛り合わせにある、揚げ物まで出来立てで、サクッとしてる。

そうそう、こちらにあった、地元の刺身こんにゃくと、上に乗っていた油揚げ(お豆のお味がしっかりする!)まで、美味しかったです。





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こちらのキノコのスープもものすご~く美味しかった。
ものすごく美味しかった、と書いておいてなんですが、具体的な内容を覚えていなく(いつもながら)うろ覚えなのですが、和をしっかり感じつつもほのかなスパイスがアクセントとなって、初めて出合う美味しさでした。
そして、量もたっぷり!




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続いてお造りは、山女魚の昆布じめ、紅ます、秋川牛。





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秋川牛は、東京で唯一の黒毛和牛。
サッパリしていて噛み応えもあって、美味しいです。お醤油にとても合います。




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続いて、料理長が、テーブルに来てくださり、炭火で、お魚やお肉を焼いてくださいます。料理長と簡単に書いてしまいましたが、黒茶屋の総料理長が腕を振るってくださいます。

総料理長がまた、温かくて、気さくな方で、優しい笑顔がとても印象に残っています。
ゲストは私たちだけなので、お邪魔したら申し訳ないかな?と気にせずに質問させていただくことができたのも良かったです。笑




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山女魚のフライ。
あれ、、先ほどのお刺身も山女魚だったよね?と確認すると、近くに山女魚の養殖場があるそうです。お刺身でいただいたのは、大きい山女魚、こちらのフライでいただいたのは小さい山女魚。食感も調理方も味付けも違うので、名前を聞かなければ気づかなかったです。

事前に、苦手なものやアレルギー食材以外に、好みのお味(あっさり、薄味、脂控え目)をお伝えしていたので、ソースなどは、かけずに添えるだけ。お好みで調整できるようにと、配慮してくださっていました。




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大好物の海老芋!





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続いて、お肉ということで、赤ワインを。
「重めのものを・・・」なんてお願いしようと思っていたら、「実は地元産のワインがございます」とのこと。
えー・東京産の赤ワインがあるの?と驚いて、もちろんそちらをお願いしました。

あきる野市にある、ヴィンヤード多摩の東京ルージュです。




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これがまた想像よりずっと美味しい。素朴ながらもエレガントさもあります。
そして、秋川牛のフィレステーキにもよくあいます。さすが、地元産同士^^





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そしてこの秋川牛が、またこちらのお醤油によく合うんですね。こちらのお醤油も山葵も地元産とのことで、最初にいただいた、仕込み水もそうですし、あとは客室ミニバーのお菓子やドリンクもそうですし、この赤ワインも、何かと地元産のものが取り入れられていて、しかも、きちんと教えてくださるの。教えていただかなければ、分からなかったことなので。私たち的には、教えていただけるのすごく大歓迎なので、こういう機会に、日本のメーカーの良いモノを知ることができるの、嬉しかったです。





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酢のものでサッパリ。

と、ここまで、かなりボリュームがあります。たぶん、他のお宿でしたら、スープとメインのお魚とお肉は、半分くらいの量かなと思います。





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先ほどのシャンパンで、おもちゃを作ってくださいました。




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娘は、コキンと遊んでいたのですが、ちょうどそれを乗せられる大きさです。




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娘は一足先にデザートタイムに。
普段、イチゴは食べないのですが(フルーツ大好きなのに、イチゴとスイカだけ食べないんです。子どもは好きそうなのに。。??)、この日は完食しておりました✨
突然好きになったのかと思って、その後、お家に戻ってからも、そして台湾に戻ってからも、あげてみましたが、一切口にしません。なぜ!




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もうお腹がはちきれそうだったので、締めのご飯は、後でお部屋に運んでいただき、休憩してからいただくことにしました。
私は、ちょこちょこ、何度も回数を食べるタイプなので、こういうことができるのも嬉しい〜!




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デザートだけいただいて、ひとまず、夕食終了。

3時間ちょっと、幸せなひと時でした。




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そういえば、こちらのカトラリーも可愛かった。ポルトガルのものらしいです。




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夕食の量がすごく多かったのですが(え・量多いですよね?って思わず聞いてしまいました。)、お夜食もありました。




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娘の分まで😊




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ミートパイと、きんつばかな。カシューナッツが入った和菓子でした。





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お風呂上りに、私はお食事もいただきました!

お漬物も、塩分控えめにしてくださっていて、これほどまでに好みのお漬物はなかったですね。










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