2024年2月 北海道旅行記の続きです。
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今回の北海道旅行では、往路は、東京→函館と列車で、復路は、新千歳→羽田と飛行機を利用しました。

グランクラスに乗りたいがために、函館旅行を決めたようなものだったので(せっかく乗るならできるだけ長く乗っていたかったので)、当初は復路もグランクラスにしようと考えていたのですが、最後に宿泊するホテルである「ザ・ウィンザーホテル」からは函館よりも新千歳空港の方がずっと近くて、さらに、グランクラスよりもファーストクラスの方がお値段がお安いことがわかり、え・それならばと、復路は飛行機にしたのでした。日本国内線のファーストクラスに乗ることも初めてだったので、一気にダブルの初経験ができて、結果オーライです。

近い日程で両者に乗ったので、比較もしやすかったです。なので、今回は、それぞれのサービス内容をまとめてみたいと思います。
1、ラウンジ
2、シート
3、お食事
4、時間と料金
5、サービス

*長くなりますので、時間がある時にお読みいただけたら^^



改めまして、今回のスケジュール。
往路:東京駅から新函館北斗駅まで、新幹線のグランクラス →乗車記はこちら
復路:新千歳空港から羽田空港まで飛行機(JAL)のファーストクラス →搭乗記はこちら


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1、ラウンジ比較
〇新幹線 グランクラス
グランクラス乗車者は、乗車する新幹線の出発予定時刻の90分前から、 JR東京駅の八重洲側にあるビューゴールドラウンジが利用できます。
このビューゴールドラウンジは、グランクラス乗車のゲスト専用というわけではないのですが、このラウンジを利用できる対象クレカを持っていたとしても、当日にグリーン車に乗ることが必要になるそうで、空港ラウンジよりも入室への難易度は少し高いのかなと思いました。なので、そんなに混むことはなさそうに思いました。実際、私が訪問した時もすごく空いていました。
一般的なビジネスクラスの空港ラウンジとは異なり、スタッフの方からメニューをいただき、ドリンクとお菓子がサービスされます。アルコールの提供はありません。
あと、グランクラス乗車時に利用できるラウンジは、東京駅しかないので、逆路線の新函館北斗→東京で乗車した場合は、ラウンジ利用はできないようです。

 〇飛行機 ファーストクラス 
国際線搭乗時と同じように、JALダイヤモンドプレミアラウンジを利用できます。ラウンジを利用する前にも、専用のチェックインカウンター、専用の保安検査場を使えるので、これはやはり有難いなぁと思いました。特に、新千歳空港はとても混んでいると聞いていたので、スムーズにラウンジまでアクセスできるのは価値があると思います。
ラウンジは、お席によってはプライバシー高めの座席もあり、国際線のサクララウンジに比べても、かなりゆったりできる造りです。が、思ったよりも、ゲストは多いのだなぁという印象です。ダイニングエリアの中央カウンターには、2種のおにぎり、2種のパン、2種のスープやスナック、あとは、北海道ならではのロイズのチョコレートも。ドリンクは、アルコールも提供されていて、ビールは飲み比べができるようになっていました。あと、ノンアルコールビールが4種類もあったのが嬉しビックリでした。これは日本ならではだなぁと思いました。 *サッポロクラシックのビールサーバーは、ここだけの限定だそうです

ーー感想
ラウンジの充実度は、ファーストクラスの方が圧勝でした。グランクラスの方は、無くても構わないかな。もし時間に余裕があれば行くけれど、もし初めてでなければ、わざわざこのために早く行かなくてもよいかなと思いました。





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2、シート比較
〇新幹線 グランクラス
横1-2席×6列の18席の空間。シートは、最大45度までリクライニングし、座席を倒しても狭くなりません。ふんわりと包み込まれるような感じの心地よさがありました。2人掛けシートには、半透明のパーテーションがありますが、とはいえ、1人の時は、できる限りは、窓際の1人席に座りたいでしょうか。ヘッドレストピローは、角度調整できて良かったです。
アメニティは、スリッパのみ各座席に用意されていて、そのほか、アイマスク、靴ベラ、ブランケットなどが必要な場合は、アテンダントの方に依頼をする形になります。スリッパのクオリティはかなり高いと思いました。
 
〇飛行機 ファーストクラス
JAL518、A350に搭乗。横2-2-2×3列の18席の空間。シートは、柔らかくて、ちょっともちもちしている感じ?気持ちよかったです。マッサージ機能あり、小物入れスペースあり。もちろん、可動式ディバイダーもあり。
アメニティは、スリッパ、ブランケット、枕のほか、トイレには、歯ブラシの用意もあります。
グランクラスとの圧倒的な差といえば、大型モニターの有無でしょうか。あと、空の上はもちろんですが、地上にいるときもWIFIが利用できるは嬉しいですね。ひと昔前までは、 WIFIが繋がるからと新幹線を選択される方も多かったかもしれませんが、今ではどちらも繋がる時代なのですよね🥹(それでもよりスムーズな方を、と新幹線を選択される方はいらっしゃるかもしれませんが)

ーー感想
シートに関しては、どちらも同じくらい快適でした!アメニティは、もともとスリッパとブランケットだけでも十分有難いので、両者ともにそれは備わっていました。あと、お手洗いに関しても、どちらとも乗車・搭乗ゲスト専用で用意されていました。 
ただ、グランクラスの方は、横は1-2の配列なので、1人の時は1席を選択できるので、これは一人旅をする際には嬉しいかなと。




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3、お食事比較
〇新幹線 グランクラス
軽食、ドリンク、茶菓子サービスがあります。軽食は、DEAN & DELUCA Social Kitchen TORANOMONが監修する洋食、分とく山が監修する和食から選べます。見た目も可愛いし、お酒のおつまみにちょうど良いサイズです。ドリンクは、アルコール類、ソフトドリンクなど合わせて10種類以上の用意があり、好きな時に好きなだけいただけます。グラスもキチンと替えていただけます。ワインボトルは、山梨のマンズワインによる、グランクラスオリジナルワイン。茶菓子は、オリジナルパウンドケーキ。このほか、乗車時にグランクラスアテンダントからお水、おつまみ、おしぼりなどをセットにしたウェルカムセットをいただけます。おつまみは、スナック菓子や乾き物など、いかにもなおつまみなのかと思ったのですが、塩チョコで、これは想像とかなり違っていました。笑
(ただ、時期によって変わるそうです。)

 〇飛行機 ファーストクラス
国際線同様、アペリティフ、お食事、ドリンクサービスがあります。お食事は、利用時間に応じてメニューが替わり、私の時間帯は夕食でした。おかずも含め、それぞれのお料理がしっかりお皿に盛り付けられて出てくるので、ボックスのようなお弁当よりはやはり気分は上がります。飲み物は、純米大吟醸、シャンパン、ビール、ワイン、酎ハイ、そして、森伊蔵も楽しむことができるのはプレミアム感があっていいなぁと。あとは、あられミックスやドライ納豆などおつまみがいただけるのもやっぱり嬉しいです。

ーー感想
グランクラスの軽食も、見た目オシャレで凝っていて、お酒によく合うメニューで良いと思いましたが、機内の場合は、温かいお料理がいただけるので、美味しさで比べると、ファーストクラスに軍配が上がるかなと思います。ドリンクに関しても、ファーストクラスの方がよりクオリティ高いお酒が用意されているかなと思いました。




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4、時間・料金比較
〇新幹線 グランクラス 
東京駅ー新函館北斗駅
4時間10分 40,480円

〇飛行機 ファーストクラス 
新千歳空港ー羽田空港
1時間40分 38,140円

ーー感想
飛行機のチケットは、早めに購入したら、その分お安くなるけれど、グランクラスに関しては、いつ購入しても変わらない?ですよね。(違ったらすみません!)
予約する時期によるとはいえ、私も、まさかファーストクラスの方がお安いとは思わず、それならば、飛行機の選択をするかなと思ってしまいました。(あれ、グランクラスに乗りたくて、北海道にいくのに😆)





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5、サービス比較
◯新幹線 グランクラス
車内には、グランクラス専用アテンダントさんがいますが、基本は放っておいてくださるので、特にこちらから何かをお願いしない限り、何かをしてくださったり、話しかけてくださるということはないです。みなさん、それを知って乗車されているとは思いますが、もしも、ファーストクラス慣れしている方でしたら、飛行機のCAさんの方が手厚いサービスをしてくださるので、物足りなく感じる方もいらっしゃる?のかもしれません。

◯飛行機 ファーストクラス
機内では、子供向けにおもちゃの提供、そしてドリンクをいただく際には、紙コップに蓋をして、ストローまでつけてくださいますが(これは通常のサービスですよね)、今回のフライトでは、その蓋にアンパンマンのイラストを描いて子供に渡してくださるという…それも、機内で子どもがアンパンマンのアニメを見ていて、好きだということを知ってのこと。これはファーストクラスならではの特別なサービスだなと思いました。
また、機内販売で欲しかったものがまだ発売前で購入できないとのことで残念がっていたのですが、その時に、CAさんは「国際線に、似ているものがあるんですよ」とiPadを持ってきて見せてくださったんですね。そして、私が興味を持ったら、それがどの路線で購入でき、まだ販売されているのかどうかも確認してくださって、とても親切でした。他にも、「このドリンクは国際線にはないですよ」など教えてくださったりして、こういった機転と気遣いは、ファーストクラスのCAさんならではのものだなぁと。 国際線ビジネスクラスでも十分に丁寧で親切ですが、ただ、日台路線はいつも満満で、そして短期路線ということもあり、やはりとてもお忙しそうにされていらっしゃるので、今回国内線ファーストクラスは、そういった忙しさは感じさせないと言いますか。お客様に対してCAさんの人数が多いのかな?とてもゆったりとしているように感じました。(もしかしたら陰では、慌ただしくされていらっしゃるかもしれませんが、こちら側には全くそれは見えない感じ)

ーー感想
個人的には、放っておかれるのも大歓迎なタイプなので、それはそれで良いと思いますし、でも今回のCAさんたちのような手厚いサービスを受けると、感激するのも確かですし、サービスに関しては、それぞれの良さがあると思いました😊



どちらが快適だったか? どちらを利用するか?
これは答えを出すのは難しいのですが、移動に疲れが出ないように、そして現地に着いてから、元気に行動できるようにということを考えると、シートはどちらも快適なので、どちらでも(いや、どちらとも!)良いかなと思いました。
あとは、今回の私もそうなのですが、その後に接続する交通アクセスにどちらが便利かということで決めたらいいのかなと思います。

今回は、函館→湯の川→洞爺湖という旅路でしたので、往路は新幹線で新函館北斗駅まで、復路は洞爺湖からとなると新千歳空港が近かったので、ちょうど片道ずつ両者を利用するに便利なよい機会でした。


次は、スペーシアXに乗ってみたいです!









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