シルバーシー(シルバー・ムーン)× ジャパネットクルーズで巡る日本絶景ツアー 乗船記の続きです。

前回まで
ラグジュアリー船 シルバーシー×ジャパネットクルーズ 日本絶景ツアー乗船記1
ラグジュアリー船のスイートルーム シルバー・ムーン乗船記2
船内8つのレストラン シルバーシー×ジャパネットクルーズ 乗船記3 
クルーズ船のスパ・ジム・プール シルバーシー×ジャパネットクルーズ乗船記4
船内のラウンジ/バー 施設について シルバーシー×ジャパネットクルーズ乗船記5

これまで、お部屋やレストラン、共用施設など、それぞれを分けてご紹介していましたが、今日は、今回の船旅での’’ある1日’’を振り返ってみようと思います。

今回のクルーズ船の寄港地は、熊野、徳島、釜山、長崎、鹿児島、奄美大島、伊勢志摩の全部で7カ所でした。私は、その全ての場所に下船したわけではないため、船で過ごす時間も多かったです。
今回は、下船せずに過ごしたある1日の例をご紹介します。

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午前8時半起床。
アラームはかけずに、自然に目覚めた時間に起きました。これぞ、理想の朝^^
窓の外には、一面の海が広がっています。



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午前9時
アートカフェで軽い朝食を。アートカフェは、日中は、いつでもカットフルーツが用意されています。
この日はお天気が良かったので、気持ちの良い屋外席でいただきました。



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午前10時
フィットネスクラブでランニングと称して、ウォーキング。



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午前11時
スパの屋外デッキで、クールダウンしながら、本日の船内新聞を読み込みます。



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午前11時半
お部屋に戻り、シャワーを浴びて、ルームクリーニングが済んだベッドに横たわります。肌触りの良いピタッとしたシーツが気持ちいい!こんなところも非日常感ですね。

ベッドの上で、足をあげたり、お腹を捻ったりしたりとしばしストレッチを。

中央のカーテンを閉めると、ベッドエリアとリビングエリアを完全に分けることができますし、窓側のカーテン共に、遮光カーテンとなっているので、日中でも眠りの妨げにならない環境です。



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午後0時
メールチェック、お仕事など。



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午後1時
お部屋でランチをいただきます。この日は、クラブサンドと、グラスワインをお願いしました。

*本来は、バルコニーでお食事をいただく際も、テーブルクロスを敷いてレストランのように美しくセッティングしてくださいますが、この日は、当初は室内でいただくつもりでいたので、私が自分でバルコニーに運び、このようなセッティングになりました。



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ルームサービスは、サラダやスープなどの前菜が6種、ラップサンドやサンドウィッチなどの軽食が5種、お魚やお肉、パスタなどのメインが9種、アジア料理が3種と豊富なメニューが揃います。



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午後2時
この日の寄港地は、徳島。
近い将来、家族で徳島へ旅行する計画があるので、今回は観光には行きませんでしたが、初めての徳島上陸ということで、少しだけ空気を吸いに下船してみました。



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全ての場所ではないのですが、港付近では、歓迎セレモニーや、売店・出店がある寄港地もあります。徳島でも、入出港セレモニーやおもてなしイベントが盛大に開催されました。



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港から遠く離れた場所に行かなければ手に入らないお店のオリジナル商品や、地元の名産品などが販売されていて、楽しいショッピングタイムに。思いのほか、長い滞在をしてしまいました。



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徳島では、鳴門公園内にある世界にも類をみない陶板名画美術館として知られる「大塚国際美術館」の鑑賞プラン(それも、このジャパネットクルーズのお客様のみの貸切!)、和食の名店「虎屋壺中庵」の和会席と神山さくら街道ツアーをはじめ、6種類のオプショナルツアーが用意されていました。



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徳島・小松島観光局の方からジャパネットクルーズの乗客の方へのお土産にと、港のイベントスペースでいただいた徳島県産のドリンク。 
キャロットジュースは、素材の味がストレートに味わえてとても美味しかったです♪



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ちなみに、下船の際は、日本国内であっても、港によっては、入国審査の関係で、パスポート持参が必要な港もあります。あとは、クルーズカード(ルームキーでもあります)は、全寄港地で持ち歩き必須となります。



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午後3時半
最上階にあるライブラリーへ。
本を返却しに行ったついでにラテをいただきました。コーヒーマシーンでセルフサービスでいただくラテですが、こんな素敵な景色を眺めながらいただくと一層美味しく感じます。



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午後4時
4階のソルト・ラボで開催されるクッキングクラスに参加しました。講師は、料理研究家でフードジャーナリストのNancy Singleton Hachisu さん。



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スタイリッシュで美しい教室。こんな素敵なスペースで、お料理を習えるなら是非通わせていただきたいものです^^



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材料は全て一人分の量に分けられているし、必要なキッチン道具も完璧にセットされている上に、エプロンまで用意されています。



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先生のお姿やお名前から拝見しても、当然ここは英語で進行するのだろうなぁと思っていましたが、まさかの日本語解説でスタート!
Nancy先生は、カリフォルニアご出身ですが、日本の有機農家に嫁がれたとのこと。ですから日本在住歴も長く、お料理の説明などは、基本日本語で進みました。時々、食材の単語が英語になったりするのですが、その時は、アシスタントでいらしていた息子さんがフォローしてくださいます。



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この日のテーマは、精進料理。Nancy先生は、お醤油やお味噌をはじめとする日本の食材の奥深さに惚れ込み、それらを使用した素晴らしい日本食を世界に広めるべく活動されています。

’’まずは、このお豆腐を食べてください’’と、Nancy先生お気に入りのお豆腐をいただきます。
本当は、手作りのものを食べてもらいたかったそうなのですが、船内は揺れるので(そのちょっとの揺れでも、出来に影響してしまうほど、お豆腐作りは繊細なものだそうです)、本来のクオリティのものを提供できないので断念されたとのこと。これはそのお味に近いものだそうです。



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この日は、桜ご飯とカブのみぞれ汁を作りました。
手取り足取り教えていただいて、お料理できない初心者の私でも、問題なく美味しいご飯を作れました。



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ああ、美味しい~!身体に染み渡る、優しいホッとするご飯。’’今日の夕食は、これだけでもいい’’と思うほど、ゆっくり噛みしめて、少しずつ味わっていただきたくなるご飯でした。

’’調味料にこだわって、良いものを使えば、基本美味しく作れます’’、とのこと。
本当にそうですよね…。同じレシピでも調味料が違えば、味わいが全く変わりますもの。改めて、日本の食材の魅力に気づかされた、楽しいクッキングクラスでした。


そうそう、口頭での説明は日本語で、レシピは英語でしたが、後日、お部屋に日本語のレシピが届けられていたのです~。これまたジャパネットクルーズの細やかなサービスには感動してしまいました。



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午後5時
船内の屋外デッキから、出港セレモニーの阿波踊りを鑑賞。
徳島に限らず、それぞれの寄港地では、このようにして、地元の方々による歓送迎イベントが行われていました。



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例えば、こちらは、長崎。



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こちらは、鹿児島。



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こちらは、奄美大島。



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出港前の和太鼓や吹奏楽団のセレモニーに始まり、出港後も港から地元の方々がずっとずっと手を振ってシルバーシーをお見送りしてくださいます。デッキから毎回その様子を見るたびに、地元の方々の温かいおもてなしが嬉しく、ジーンと胸が熱くなるのでした。



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午後5時半
パノラマラウンジで、シルバーシートリオの生演奏を聴きながら、アペリティフを。



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午後6時半
シルバームーンのシグネチャーレストラン「アトランティード」で、ディナー。



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この日は、素敵なマダムとディナーをご一緒させていただきました。
とてもオシャレで、チャーミングで、お話しさせていただくと、私まで元気になる、太陽みたいな明るい方で、こういった素晴らしい出合いがあるのも船旅ならではですね。

マダムは、昨年のジャパネット全船貸切「MSCベリッシマ」のヨットクラブにご乗船されてからクルージングにハマってしまったとのことで、「このシルバーシーの後は、また秋のMSCベリッシマに乗船するの!」と嬉しそうに仰っていました。 →こちらのジャパネットクルーズですね。



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どのレストランも、乗客一人当たりの空間がゆったりと確保されているので、どこにいてもゆとりを感じて優雅な気分に浸れますが、その中でも、このアトランティードは、際立っているかもしれません。

一歩足を踏み入れたら別世界、ラグジュアリー感が漂っていて、非日常の時間を過ごすにピッタリの場所。ああ、またこの世界に戻りたいです!



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午後9時
ヴェネチアンラウンジでショーを楽しみます。



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午後10時
ショー終了後、お部屋に戻る前に、アートカフェでデカフェのラテをいただき、1日を終えます。



乗船するまでは、寄港地であまり下船せず、お部屋にこもって、’’お仕事に集中する!’’と思っていました。’’わ~い、時間はたっぷりある’’と。

ところが、船内の施設は充実しているし、スパやジムの設備も素晴らしいし、アクティビティもたっぷり用意されているし、各寄港地の港では出店もあるし、船内で出合った方とのお喋りに夢中になったり。

とにかく、毎日が楽しくて、豊かな時間で、お部屋にこもる時間がほとんどありませんでした。といいますか、こもっているなんてもったいない!です。
毎日が夢のような素敵な時間で、今もその余韻に浸りながら、このブログを書いています^^


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