日本におけるホテル研究者第一人者である東洋大学の徳江先生が、新刊「アマンリゾーツとバンヤンツリーのホスピタリティ・イノベーション」をご出版されました。

私は、いちホテルユーザーとして、アンケートに回答をさせていただいたのですが、そのご縁で、この度ご恵贈いただきました。

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タイトルからも分かるように、本書では、世界的ホテルチェーンである「アマンリゾーツ」と「バンヤンツリー」のイノベーションがどのようにして起きたのか、分かりやすく解説されています。


私は、普段本を読まない人間で、その上でビジネス本!となりますので、正直はじめは、「最後までしっかり読めるだろうか」(すみませんm(_ _)m)という不安がありました。ところがドッコイ!ドキドキしながらページを捲ってみると、初めのページから6ページに渡って、お写真だけが掲載されていてビックリ(●´ω`●)一気に緊張がほぐれました。それも、アマンプリ、アマンキラ、アマンガラ、アマネム、そして、麗江やマカオ、プーケット、バリのバンヤンツリーなど、自分が訪れたことのあるホテルのお写真が並んでいて、懐かしい思いがこみ上げてきました。と同時に、すぐに次のページを捲っている自分がいました。

それぞれのリゾートの足跡をたどる章では、誕生秘話、チェーンの展開方法、当時のリゾートの方向性などが書かれていて、2大リゾートの歴史的背景を知ることができました。アマンが誕生するまでのお話の中では、あのホテルにあのホテルにあのホテル!などの名前も挙がり、また、台湾の企業も関わっていたとは。

2大リゾートの魅力が伝わるお写真が豊富に掲載されているのも嬉しく、目でも楽しめるので、気づいたらあっという間に最後のページに辿り着いていました。それぞれの施設の年代による価格変化の図面も大変興味深いものでした。

そうそう、本書には、Yamanakaさんがご提供されたお写真も掲載されていました。



私は、ホテルを愛する利用者ですが、これまでビジネスや学術的な視点から、ホテルについて考えたことはありませんでした。でも今回そういった角度から分析されたお話を読ませていただき、両施設についての知識をより深く知ることによって、’’なるほど、だから私は惹かれていたのだ’’と納得するところがあり、もっともっと他の施設も訪れたい!と旅心をくすぐられました。


ビジネス書は難しいと思っていたのですが、自分に興味のある分野のことならすごく楽にリラックスして読めるのですね^^ 


アマン、バンヤンツリーがお好きな方、ご興味ある方には、是非お手に取って読んでいただきたい一冊です。

徳江先生、この度は、貴重な経験をいただきまして、ありがとうございました。



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