昨日、台湾で、8カ月ぶりに国内新規感染者が確認されました。これまでも、海外から帰国された方の感染確認は、少数ながら毎日続いていたのですが、台湾国内での感染は見つかっていませんでした。

海外からの入国者は、14日間の隔離がありますが、この隔離がまたとても厳しくて、例えば、8秒廊下に出てしまっただけでも罰金が発生するほど(→コロナで隔離中 8秒廊下に出た外国人に過料36万円 台湾)しっかり管理されています。また、家族の中に高齢者がいる場合や、家族と離れたバストイレ付きの独立したお部屋がない場合も、自宅隔離はNGとされ、ホテルでの隔離を要求されます。

そんな環境の中、なぜ突然?ということなのですが、
詳細は、日本語でのニュースでも報道されているので、→台湾 新型コロナ 約8か月ぶりに1人感染確認 警戒強める そちらを見ていただけたらと思うのですが、簡単に説明しますと、台湾とアメリカを行き来していたエバー航空のニュージーランド国籍の機長→外出を控えるべき期間に台湾人女性の友人と頻繁に会う→機長の感染確認→保健所が、追跡調査のため、機長に外出先を確認→「覚えていない」「思い出せない」と、正確に報告せず→保健所が警察に調査を依頼→外出先と会った人物が発覚→女性の検査→女性の感染確認(4月12日以来の国内感染となる)→保健所が、機長の行動歴、女性の職場を公表→女性と直接接触のあった167人の検査→1度目の検査は、全員陰性

という感じです。 

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発表された機長の行動歴。外出した場所は、日本人も多く住む、天母付近でした。しかし、ここまで把握できてしまうものなのですね…


台湾の航空会社の乗組員は、14日間の隔離義務の対象外とされているそうで、入境時に無症状であれば、パイロットの検疫期間は3日間のみとなるそうです。ただ、航空会社からは、 7日間までは、必要最低限の外出のみ、人の多い場所へは行かないと言われていたようで、その期間内での出来事のようです。不要不急の外出、女性と濃厚接触、さらには、保健所の調査に協力をしないというのはいかがなものでしょう。。。

せっかく、政府と国民が一丸となって、防疫に務めているのに、本当に残念なことでした。


これに伴い、板橋で開催されている、台北で一番大きなクリスマスのイベントは、即日停止になってしまいました。1月13日まで開催されているとのことで、今年はディズニーのイベントだったのです。

とにかくこれ以上、感染が広がらないことを祈るばかりです。



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