連日、新規感染者数ゼロの台湾では、「護台灣　助世界」（台湾を守り、世界を助けよう）というキャンペーンがスタートしました。→アプリで未購入分のマスクを海外寄付に、「台湾を守り、世界を助けよう」

台湾では、4月28日現在、国民1人につき、14日間で9枚のマスクを購入でき、台湾社会では、マスクが必要な方全てに、公平に行き渡っている形になります。そこで、台湾国内での生産量が安定してきたので、今は、海外にマスクを寄贈しています。


そこで、次は、’’マスクをおすそ分けしませんか’’と個人から寄付を募る’’ことが発表されました。

どのようにして？？ということなのですが、自分が購入できるマスク9枚を、自分が購入する代わりに、海外に9枚寄付できるというものです。　マスク購入用の専用アプリから、寄付するかどうかを選べるようになっていて、数まで指定可能とのこと。9枚中9枚全てを寄付してもいいし、9枚中4枚を寄付するということもできます。

1枚5NTするマスク代は、政府が負担してくれるので、国民は、購入する権利を海外に「おすそ分けする」ということになります。もしお家にストックがあるなら、自分が新たに受け取る分を他の困っている方に差し上げる。　　個人の意見を尊重したうえでの、素晴らしいアイディア＆システムだと思います。

すでに、昨日1日で、100万枚のマスクが寄付されたそうです。


そうなんですよね、台湾人。本当に優しいんです。人として尊敬します…


以下、2012年に書いた過去のブログなのですが…
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皆様ご存知の通り、台湾は、非常に友好的な国であり、東日本大震災の際にも 人口が約２３００万人という規模にも関わらず、 約２００億円以上（実際は、253億円だそうです→データで見る東日本大震災の台湾からの義援金250億円）の義援金をくださった世界一の親日国家です。 台湾の平均所得は日本の約３分の１程ですから、この金額が どれだけの価値があるものか想像できるかと思います。 その上、台湾人に聞いた「２０１１年最も幸福なこと」のアンケート調査では、 「日本への義援金が世界一になったこと」という回答が一位になるほど、 日本を愛している国民です。
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’’日本への義援金が世界一になったこと’’が、台湾人にって、2011年最も幸福なことだったんですよ。
今読み返しても、心温まるエピソードです。






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