先日のブログ（→実名制 台湾でマスク購入）で、’’3月12日から加わる新制度では、マスクをインターネットで購入できるようになるそうです。’’と書きましたが、3月12日から、マスクのインターネット予約販売が試験的に実施されました。



→実名制 台湾でマスク購入 で書いた通り、引き続き、特約薬局でも購入できるのですが、それですと、マスクを購入するために並ぶ時間がない方々もいらっしゃるので、なかなか均等に行き渡らないということを改善するために、こちらも試してみましょうとのこと。　　試しましょうと告知→翌日から実行。　いやいや、このスピード感、素晴らしいです。　画像は、全民健康保険署のFBよりお借りしました。




インターネットでの予約販売を利用する場合は、3月12日ー18日に、衛生福利部中央センターのサイトもしくは専用アプリから、事前に本人登録をします。




こちらは専用アプリです。マスクは、中国語で、口罩（kǒuzhào）といいます。マスクの購入履歴も見れるようになっています。




今回は、試験的なもので、予約分に用意されたマスクの数は、成人用700万枚。1週間で一人3枚購入することができるので、約233万人分を想定しています。予約販売の注文が233万人を上回る場合、登録期限の締切りの翌日（19日）に抽選が行われるとのこと。




国民健康保険書のナンバーや名前などを記入していき、最後に、どこのコンビニで受け取るかを選択します。




あ、本人登録を行うために、パソコン端末とカードリーダーも必要です。国民健康保険証で、本人確認のためのデータを読み込みます。




私は外国人なので、その後に、居留証のカード読み込みと入力も必要でした。  (こちらの居留証は、サイトで用意されている見本です）




19日まで結果を待ちます。　19日に、携帯に「購入できますよ」というメッセージが届いたので、ATMでマスク代を振込します。マスク3枚15NT＋送料7NTですが、家族分は、まとめて同じ場所に送ることができるので、例えば、家族4人分でしたら、15NT×4人分＋送料7NT。ちなみに振込手数料はなし。




26日から受け取れるということで、最寄のセブンイレブンで受け取ってきました。




これで、並ばずとも買えるので、我が家にとってはとても助かりますが、実際には、初回の予約者は約118万人と、上限の約233万人に届かなかったそうで、ネット予約の手間（初回の本人確認やATM振込、さらにコンビニ受け取りなど）を考えると、「直接、薬局に並んだほうが早いじゃない！？」と思われる方もいらっしゃるようです。

とはいえども、購入する窓口がたくさんあり、こうして自分の都合に合わせて選べたら、必要な人に均等に行き渡ると思いますので、こういったシステムを考えてくださって（しかも外国人の私にも購入させてくださる…）、本当に有難いことです。




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