*追記
下記のブログは、3月18日の朝に、3月17日までの状況を書いたものですので、ご了承くださいm(_ _)mこのブログが公開予定の18日18時現在、状況が変わっておりまして、18日10時の中央流行疫情指揮センターが開いた記者会見で、全ての外国人の台湾への入境は不可となりました。フォーカス台湾より→台湾、全ての外国人を入境拒否に 19日から 居留証所持者などは除外

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日本でも様々なメディアで報道されているので、ご存知の方も多いと思いますが、昨日、台湾は日本の渡航警戒レベルを最高の3「警告」に引き上げました。これにより、台湾人が、日本(を含むレベル3の国)に渡航した場合、14日間の隔離が必須となりますが、このレベル3の国からの帰国者は、今まであった14日間の隔離の補償(台湾では、3月10日、新型コロナウイルスによって隔離を求められたり、家族の世話で仕事を休む必要が生じた人に給付される補償金制度が発表され、支給額は1人1日1000台湾元(約3500円)となっています)は除外され、万が一感染していた場合は、医療費は全額自己負担、そして、実名を公表するとなりました。もちろん、隔離規則に反したものには、罰金があり、最高100万元となります。

これも国民の安全を守るためには、致し方ないことだと思います。

以下、TAIWAN TODAYより抜粋
一部のメディアから、海外で新型コロナウイルスに感染した帰国者の氏名を公表することについて疑問視する声も出た。これについて陳時中指揮官は、「これまでは感染者を特定するのは控えて欲しいと呼びかけていたが、現在は状況が違う。『第3級』に指定された国・地域だと知り、政府が不要不急の渡航は控えるようにと何度も警告しているにもかかわらず、それを振り切って渡航し、さらには新型コロナウイルスに感染した場合、帰国後にその負担を社会に分担させようとすることは『明知故犯(=悪いことだと知りながら、それをすること)』だ。国民にはぜひ警戒心を高めて欲しい」と説明した。

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レベル3の国は、99か国…ということで、台湾政府、本気です。台湾からの海外渡航が規制されているだけでなく、19日からは、これらの国へのビザ免除も停止するため、事実上の鎖国ともいえます。



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今回の感染症対策の責任者を務めているのは、衛生福利部長 陳時中氏(厚生労働大臣) 画像はこちらよりお借りしました。 
陳氏の仕事ぶりは素晴らしく、1月下旬から毎日記者会見を開き、その日1日の調査内容を、大臣である陳氏自らが国民に詳しく説明してくださっています。陳氏以外に防疫の専門家も同席していますが、毎日、陳氏を始めとする専門家の方々が、出動服姿で記者会見を続けていることが、どれだけ国民に安心感を与えているでしょうか。
毎日ですよ…ご自身が体を壊してしまわれないかとても心配になりますが、寝る間も惜しんで、国民の不安を和らげている、陳氏の姿勢に尊敬致します。

「一人の国民も死なせてはならない」と涙ながらに訴える陳部長の姿に、どれほどの国民が心を打たれたことか。  

蔡政権の感染対策を信頼する台湾人は82%に上っているそうですが、蔡総統はもちろんのことですが、陳氏やオードリー・タン氏などなど、こうした総統を支える方々も必死に奮闘をしていて、これが国民の命を守る政治家なのだと思いました。


各国の政府が、それぞれの国にあう最適な対策を試みてると思います。いつも通りの生活に戻れるよう、一早い収束を祈ります。



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