先日、六本木ヒルズ森タワー「森アーツセンターギャラリー&THE SUN&THE MOON」で開催された「ヴェルサイユ宮殿主催 特別内覧会・レセプション」にお招きいただきました。今回は、オンラインサロンのメンバーさんである、YUKAさん にこちらのイベントにご出席いただきました。その時の様子を、YUKAさんにレポートしていただきましたのでご紹介いたします。

***********************
Text & Photo by YUKA

皆さま、はじめまして。YUKAと申します。
この度、10月25日から六本木ヒルズ森アーツセンターで開催されています「ヴェルサイユ宮殿≪監修≫マリーアントワネット展」の特別内覧会・レセプションに出席いたしました。 今回、同じくサロンメンバーのセリコさんとご一緒させていただきました♪

jpeg
今からアントワネットに会えると思うと、ドキドキします。 受付を済ませ、レセプション会場へ。



jpeg
52階にある「THE SUN & THE MOON」です。



jpeg
こちらでシャンパン(ペリエジュエ)をいただきながら、ヴェルサイユ宮会長の、 カトリ-ヌ・ベガ-ルさんをお待ちします。



CIMG4
会長さまは、知的なフランスマダム♪ ヴェルサイユ愛・フランス愛・日本愛をお持ちの方で、"日本では自然災害が起こり、フランスでも悲しい出来事がありましたが、共に乗り越えていきましょう。" "今回のような大規模な展覧会は、海外ではここ日本が初めてです。フランスと日本の文化交流のため、およそ200点の所蔵作品を選び、海を渡り日本へやってきました。ぜひ、お楽しみください。そして、ヴェルサイユへもいらしてください"とご挨拶なさっていらっしゃいました。展示会への期待がむくむくと膨らみます。



5,6
※ハプスブルク家・チェンバロ写真 
絵画・愛用品・資料の展示、プチアパルトマンの空間や図書館のデジタル再現がなされ、マリーアントワネットが生きた時代にタイムスリップしたような感覚になり、心ゆさぶられる展覧会でした。 オーストリア皇女時代 マリア・アントーニア。お庭で遊んだり、ダンスや音楽が大好きだったそうです。 のびのびと過ごしていたのですね。 



CIMG7
ルイ16世と王妃マリーアントワネット(メダイユ) 結婚後、わずか4年で即位となりました。 ルイ16世はブルボン王朝の王として、初めて寵姫を持たなかったそうです。寵姫がいないため、かつての敵国からやってきたアントワネットが非難の対象となることに。 なんてまじめな王なの~いいね♪と思ってたのですが、寵姫のいないことにより、こんな影響があるなんて・・・知らなかったです。



CIMG8
入浴は、アントワネットが定着させた新しい習慣だそうです。バスタブに白い布を敷き、いい香りのするにおい袋を入れ、専用の薄い長袖ドレスを着て入ったようです。見事に原寸大で再現されています。オーストリアでの少女時代は入浴していたそうなので、故郷を懐かしみながら、バスタイムを楽しんでいたのでしょうか。



CIMG9
今回の展示会での新しい試み、デジタルでの図書館の再現。   まるで、ヴェルサイユ宮殿に迷い込んだような感覚になり、目・耳からアントワネットが過ごしたプライベートな空間を感じることができます。ぜひ体感していただきたいです。



10,11
王妃のお部屋 子供たちとゆっくり過ごすことのできる心地の良い場所。自ら家具や壁紙を選んだそうです。まさに、アントワネットカラ-に彩られた可愛らしいお部屋。



CIMG12
セーブル磁器  アントワネットが宝石同様に魅せられたのが、日本の磁器です。食器セット「日本」を母マリアテレジアにプレゼントするために選んだそうです。日本人として嬉しく思いました。



CIMG13
王妃の首飾りの複製 王妃の名前を語った詐欺事件。王妃は名前を語られただけで無実なのに、世間からは事件に関与していたとみなされてしまいます。アントワネットはこの首飾りを自分の好みじゃないと、ずっと購入を断っていたというのに。 この事件をきっかけに、君主の権力は弱まり、ルイ16世時代の最大のスキャンダルとなりました。



14,15
アントワネット一生に一度のロマンスのお相手、フェルセン フェルセンとアントワネットの叶わぬ恋・・・命がけの恋・・・切ないです。 フランス革命期の恐怖の中、暗号で送りあった2人のお手紙。言葉にならないです。 こんなにも想い合って、こんなにも苦しい恋があるのですね。



16,17
ルイ17世 アントワネットの次男、ルイ・シャルル 彫刻の鎖が痛々しく、どのような思いで過ごしていたのだろうと思いをはせると、胸がはりさけそうです。



CIMG18
王妃が処刑された日にはいていた靴 王家の象徴の色である白色のチュニックを身にまとい、死刑台に連行される王妃・・・ 残った、片方の靴が悲しさをつのらせます・・・



CIMG19
内覧会を終え、ミュージアムグッズ売り場に進むと、そこにはまた、アントワネットの世界観が満開の空間が広がっています♪まるで、アントワネットのお部屋のようです。 ラデュレやリラックマなどのコラボレーション商品もKawaiiです。限定品に弱い。笑   そして、図録はもちろんのこと、アントワネットに関する書籍もたくさん販売されています。



CIMG20
最後の空間までこだわりぬかれた、マリーアントワネットのドラマティックな一生を追体験できる圧巻の展示会です。 さあ、レセプションパーティの始まりです。



CIMG21
22,23
夜景を眺めながら、シャンパンを片手に、プチスイ-ツやフィンガーフードを楽しみながら、内覧会の感想を語り合ったり、華やかで楽しいひと時です。



CIMG24
会場内大いに盛り上がっています♪    そして、会長さまがいらっしゃりご挨拶させていただきました。とても気さくな方で、記念撮影にも、こころよく応じてくださりました♪ また、フランス観光開発機構さまのご厚意により、ヴェルサイユ宮殿広報の方とお話することができました。"またヴェルサイユに来てね♪特にプチトリアノンは玉手箱よ♪SNSなどでも、広報よろしくね"とおっしゃっていました。 わたしも、微力ながらでもなにかお手伝いできることがあればなと思い、SNS始めてみようと思います♡



CIMG25
じつは内覧会が終わったあとも、アドレナリン出まくりであまり眠れず・・・ 次の日、もう一度マリーアントワネット展を訪れました。 2回目は音声ガイドをじっくり聞きながら鑑賞です。いつの間にかアントワネットになりきり、感情移入しまくり、どっぷりと浸ってきました♪   2日連続行っても、見どころ満載で楽しめる!それほど魅力的な展示会です。 来年のフランス旅行では、アントワネットの人生を感じながら、パリ・ヴェルサイユを旅しよう!!と決めました。今から妄想トリップしながら、計画を立てたいと思います。 それまで、限定グッズを眺めながら展示会の余韻に浸りたいと思います。

関係者の皆さま、ご一緒してくださったセリコさん、そしてご縁をくださったCielさん、この度は、本当にありがとうございました。

ヴェルサイユ宮殿≪監修≫ マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実
会期:2016年10月25日(火)-2017年2月26日(日)
開館時間:午前 10時-午後8時(但し、火曜日は午後5時まで) 
※入館は閉館の30分前まで 会場:森アーツセンターギャラリー (東京・六本木ヒルズ 森タワー52階)

わたし、また訪問すると思います!!!♡

*************************

YUKAさん、ヴェルサイユ宮殿への愛溢れるレポートをありがとうございました!(お土産の数にびっくり!です)

YUKAさんは、ヴェルサイユ宮殿はもちろんのこと、ヴェルサイユの街も移住されたいほど大好きだそうです。今回も、マリー・アントワネット展をご覧になるために、関西からお越しくださるという情熱。。。レポートを拝見してそれが伝わってきました。
実は私はヴェルサイユ宮殿も街も訪れたことがないので、今回熱烈ファンであるYUKAさんにご参加いただけて本当によかったです。このレポートを通して、学ばせていただきました^^来年の2月26日まで開催ということで、まだまだ時間もありますので、私も立ち寄ってみたいと思います。

そう、それでベルサイユ宮殿と言えば・・・!2018年にベルサイユ宮殿の一部が高級ホテルに生まれ変わるんですよね。 約2500万ユーロ(約31億円)を投じて改修を行い、客室の他に、スパやプール、宮殿庭園にあるオレンジ園などが一望できるテラスが設置されるそうです。起きたらマリアントワネットがご覧になられた景色が目の前に広がっているだなんて・・・本当に夢のような世界なのでしょうね。 営業するのは、フランスの高級ホテルチェーン「LOV」のようですが、レストランではアランデュカスがプロデュースされるようで、オープンが今から楽しみです。 YUKAさん、その際は、是非ヴェルサイユ宮殿ホテルでお会いしましょう♡

サロンのメンバーさんによるレポート一覧はこちらをどうぞ


********************

☆女一人旅ランキングに参加しています。
にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へ
にほんブログ村   

ダイナースクラブ会員誌「SIGNATURE」連載 "Travel  My Word Vol.7'' は、南ドイツの高級温泉保養地、Baden-Baden に2014年にオープンしたヴィラ・スティファニーをご紹介しています

☆講談社 日本初の"世界の絶景"マガジンが創刊「週刊 奇跡の絶景 Miracle Planet」 
Ciel@奇跡の絶景

********************