とある打合せ中の出来事。机に置いていた携帯のバイブが鳴りました。私はいつも携帯にほとんど出ませんが、そもそも普段携帯は滅多に鳴らないので、ちょっとアワアワしている私に台湾人が「電話をとったら?」というので、ラウンジの外に出て話すことにしました。
戻ってきた私に「なぜ日本人は電話が鳴ったらわざわざ外に出るの?」という話になり、「それがマナーだから」と答えたは良いものの「でも今、我々は普通に会話をしているでしょう。だからその声のトーンのままの電話なら別にうるさくないし構わないのではないの?」とのこと。う~ん・・・まあそう言われたらそうなのだけれど・・・。

日本のカフェで一人でぼ~としているときに、よく見る光景。サラリーマンが打合せをしている。それも周りにわりと聞こえるようなけっこう大きい声でだ。でも、カフェにも雰囲気があって、そこのカフェに限っては別にガヤガヤしているようなカフェだから全く問題がない。そんな中、とある一人の女性が入ってきた。席に着き、彼女の携帯がなる。そして友人と思えるらしき人と会話が始まる。その瞬間、彼女に冷たい視線を送る人たちーーもしくは注意をする人もいる。
これは、ある一例にすぎないので、もちろん反対の場合、女性同士でお茶をして盛り上がっている中で、男性が一人で電話をしていて、その男性に対して冷たい視線が送られる。。ということも目撃します。声のトーン的には対面でお話しているグループの方がよほど大きいのに。

台湾人の携帯のマナーの緩さは、あまりに日本と違いすぎて始めは驚いていた。でも今ではすっかりそれも普通になってしまって、だからこそ日本に帰ったら気を付けないと、と思って今まで以上に気を引き締めるようにしている。(と書いておいて、基本私の電話は鳴らないが。)例えば、電車内でも会話は普通な感じ、音が出ていても気にしない、しまいにはゲームも音出し。若い子の方はイヤホンなどしているけれど、年配の方たちはピコピコという音を出してゲームをしていたり、LINEがきた通知を「ライン!」って音を大にしてなるようにしていたり、話すときもスピーカーのように大きな声だったり。マナーモードという携帯機能は存在していないのか?という感じ。そんな人に対して、な~んにも気にしない周囲の人たち。 電車に限らず、どこでも電話を取る、というのが普通なんですね。たとえ誰かと一緒に居ても目の前で電話を取るので、浮気はできないというかしづらいらしい。(これについては深い。だからといって浮気をしないかといったらそうでもないらしい。)
ゆる~いところは何も携帯に限ってではないのですが、基本的に’「禁止」と書いていなければ良い’と思っているんですね。例えば、カフェにいて、そのカフェの食べ物を食べずに別のところで購入したものを堂々と食べるとか、あとはネイルサロンやカフェに犬を連れてくるとか。 (゚∇゚ ;)エッ!?と二度見してしまうくらいよく犬を発見します。以前、ネイルサロンでスタッフに「犬を連れてきても大丈夫なの?」と聞いたことがあって「え?日本はダメなの?」というお返事でした^^; 予約の際に事前に、「犬を連れていきたい」といわれたら、断るけれど、連れてきてしまったらそれは仕方ないよね、みたいな感じ。 美容系サロンでは「犬と一緒」に来ている方以上に「彼氏(もしくはご主人)と一緒」が多いですが。

私自身、アバウトで大ざっぱな性格なので、こういう緩い部分も特に気にならないのですが、几帳面で真面目な方は、このゆるさに唖然とするだろうな。

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さて、またまたマンダリンオリエンタル台北です。



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今日も空いていました。



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ロビーの横のラウンジは、基本的にスイーツメインでフードメニューはわずかなのですが、ランチを食べ損ねたのでサンドウィッチを注文。一種類しかなかったのですが、「好きな具材で作れるよ」と言ってくださったのでリクエストしました。



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このホテルはハード系パンも美味しいから安心します。話に夢中で一つしか食べていなかったら、帰り際さささっとお持ち帰りに詰めてくださいました。何でもお持ち帰り文化。こういうところが好きだな。

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