おはようございます。

マルタでは、
ほとんどのレストランやカフェはイタリアンがベースで、
どこも似たり寄ったりのメニューですから当然ちょっと飽きてしまいます。
中華料理店も意外に少なく、なんちゃって和食よりも少ないくらい。

イタリアンが圧倒的に多く、次いでよく見かけるのがトルコ料理店。
マルタにはトルコ人も多く住んでいます。
マルタとイスタンブール、2時間10分のフライトでしたものね。

トルコ料理、食べたいな。と思いつつ、
テイクアウト用中心でちょっとした椅子がついでにある程度でしたり、
オシャレではなく、ほぼ食堂!的な感じで、なかなか入りづらくいつも様子見でした。




ある日、先日ご紹介したバラクーダ同様、
店員さんが声をかけてくださって、なかなか感じの良さそうな方でしたので、
入ってみることに。
その時は、テイクアウトをして、おうちでいただいたのですが、
そうしたら、これが大正解で。
マルタは「サラダ」自体は充実してるんですが、
「野菜料理」となると、普通のカフェではほとんど見かけません。
ですから、たくさんの種類の中から野菜料理を選べ、
かつケバブもスパイシーな味付けにしてくださるので、
気に入ってしまいました。
味付けも、くどくなく、美味しいです。

それ以来、気に入って、
昨日始めて店内でいただいてみました。(お写真撮りたかったので)
ルンルン気分でお写真撮りながらいただいていると、
あるおじさんが話しかけてきました。
正直、身なりも小綺麗ではありませんでしたので
少し警戒しつつも話し始めると、
なんとこちらのレストランのオーナーさんでした。

私が美味しい美味しい!
トルコのホテルレストランでいただいたものより美味しいよ。
なんてお伝えしたら、
ケバブ類は、全てトルコから持って来ている、
このトルコピザ釜は、マルタではここにしかない、
など携帯を取り出し、お写真を見せながら色々説明してくださいました。

そのオーナーさんは、17歳の時に
どこへ行くかも分からない状態で、マルタに辿り着き、
それから、船のレストランで働いて、
マルタで一番初めにトルコ料理店をオープンさせたそうです。

色々ご苦労されたこともあったかと思うのですが・・・
とにかく、美味しいトルコ料理を広めたいという思いがあったようです。
「うちのトルコ料理は、マルタで一番だよ」っておっしゃっていました。
今こうして、マルタにトルコ料理がたくさんあるのも、
彼のおかげさまなのですね。

あまり私の目を見てお話をしてくださらなかったですし、
笑顔も少なく、愛想が良いとは決していえない方でしたが、
お話ししているうちに、それは単に表現の仕方が不器用なだけで、
実際はとても心温かい方と分かり、
なんだかじ~ん・・・としてしまいました。

レストランの話しから始まり、トルコ料理、そしてトルコの田舎のことなど、
色々お話伺えてとても嬉しかった!

最後に店員さんが、
オーナーからです、とデザートを持って来てくださいました。
実は、そのデザートは私が苦手なもので、
トルコでいただいた時も、機内でいただいた時も、ほとんど食べられなかったのですが、
昨日は、なぜか美味しく感じて、
いただきながら心温まってしまいました。






ちなみにこちらです、
トルコ風ライスプディング「ストラッチ」(このお写真はトルコ航空の機内食ですが)

トルコを最後に旅行したのは今年2月、
実はその時、
タクシードライバーに対して度々不快な思いをして
印象が良くないままで残念に思っていましたが、
今回マルタでトルコ料理と出会って、
また訪問したいなと思いました。

出会う人によって、その国の印象は随分変わりますよね。
どこの国へ行っても、良き出会いがあり、
親切にしていただくので、素敵な想い出ばかりなのですが、
唯一、前回のトルコ旅行だけが・・・・

ですから、
「またトルコを訪問したい」と思う気持ちに変わっただけでも、
マルタに来た意味があったなと思います。

カッパドキアの洞窟ホテルにも、
アンタルヤの宮殿ホテルにも、
パムッカレのスパホテルにも・・・
まだまだ訪れたい場所はたくさんあるのです。